芦別特集

芦別市の名物料理・ガタタンとは?

2024年 1月 21日

ガタタンは昭和30年代、戦後まだまだ炭鉱が盛んな時代に芦別市内で普及したと言われる、具材を沢山入れて作る塩味のあんかけスープです。

旧満州から引き揚げてきた村井 豊後之亮という方が、中華料理店を立ち上げて提供したことが始まりとされています。

変わった名前が逆に人気を呼び始めているガタタンですが、その元となった料理は中国の「疙瘩湯(ガーダータン)」という説があります。

この料理は野菜や溶き卵が入ったスープ料理で、中でも小麦粉の団子が入っていることが一番の特徴です。

日本のすいとん汁に近い食べ物だと言われています。

ガタタンも疙瘩湯同様、小麦粉を練って作る団子が入っていることが特徴です。

モチっとした食感の「ガーダ」と呼ばれる団子こそ、炭鉱で働く人々のお腹を満たしたガタタンを象徴とする具材の一つです。

当時の人々の支えになったこのあんかけスープは、 いまでも町のソウルフードとして強く根づいています。

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